ご自身の責任の範囲内でやられるのでしたら良いですよ！

【dockerについて行ったこと】

dockerの環境構築について

■dockerのインストール手順
※macでのインストール手順になります。

1. brewを用いてインストール
ターミナルで以下のコマンドを入力
brew install docker
その後
brew cask install docker

Homebrewをインストールしている方はこちら
https://awesome-linus.com/2019/08/17/mac-homebrew-install/

2. dockerアプリケーションの起動確認
finderからdocker.appを起動
※起動すると右上にクジラのアイコンが表示されるはずです。

3. docker,およびdocker-composeのバージョンを確認
以下のコマンドをターミナルで入力
docker --version
　Docker version 19.03.13, build 4484c46d9d
docker-compose --version
docker-compose version 1.27.4, build 40524192

上記のような結果が表示されればOKです。

■dockerによるpythonの環境構築
※ macを使用していますので、Linuxコマンドを使用しています。
windowsの方は、git bashもしくはwindowsコマンドに読み替えてください。

1. docker用のディレクトリを作成
以下コマンドを入力
mkdir プロジェクト名
プロジェクト配下に移動
cd プロジェクト名

2. 作業ディレクトリに以下ファイルを配置
touch Dockerfile docker-compose.yml requirements.txt

3. Dockerfile docker-compose.yml requirements.txtを編集する
添付されているDockerfile docker-compose.yml requirements.txt通りに記載する

補足
Dockerfileについて
Docker Hubで提供されているpython:3実行環境のイメージを取得する

docker-compose.ymlについて
dockerのコンテナ作成とその命令の設定などを記載

version:docker-compose.ymlのバージョンを指定
services:今回はweb側とDB側2つのコンテナを起動します。(サービスの名前はなんでも大丈夫です。今回の場合、db、webになります。)
db:
image:Docker Hubで提供されているmysqlのバージョン5.7のイメージをそのまま使用しています。
environment:
MYSQL_ROOT_PASSWORD:ルートユーザのパスワードを設定
MYSQL_DATABASE:プロジェクトで使用するデータベースの名前を設定
MYSQL_USER:上記で作成したデータベースに接続する利用者名を設定
TZ:データベースのタイムゾーンを指定
command:コンテナ起動時に実行されるコマンド、mysqlのデフォルト文字がutf8ではないのでutf8に変換←これに気がつかず、最初苦戦した。
web:
build:Dockerfileを元にビルド
ports: 左は公開用のポート、右は転送先コンテナのポート
depends_on:先にdbサービスを起動してからwebサービスを起動するように設定します

requirements.txtについて
webサービスにインストールするパッケージを指定
※今回の場合、djangoのフレームワークとmysqlを使用するため

4. djangoのプロジェクトを起動
以下コマンド入力
docker-compose run web django-admin.py startproject djangopj .
コマンドの説明
docker-compose run web
↑でwebサービスコンテナのみ実行

django-admin.py startproject djangopj .
djangopjという名前のプロジェクトを作成

コマンドを実行あと、プロジェクトディレクトリ(djangopj)とmanage.pyができていたら成功です。

5. DBの設定を編集
djangopj/settings.pyのDATABASESの項目を編集
DATABASES = {
'default': {
'ENGINE': 'django.db.backends.mysql',
'NAME': 'django-db',
'USER': 'django',
'PASSWORD': 'django',
'HOST': 'db',
'PORT': '3306'
}
}
※NAME、USER、PASSWORDはdocker-comoposeで設定したものになります。

6. 各サービスの実行
以下コマンド入力
docker-compose up -d
webコンテナ実行確認
上記コマンド実行後に、 http://localhost:8000
にアクセスするとdjangoのトップページが表示されれば成功です。
dbコンテナ実行確認
ターミナルをもう一つ起動させて、mysql -u root -prootを実行
mysqlにアクセス後
show databases;と入力
django-dbが表示されていれば成功です。